Q&A 見出し
巨峰って、実の表面が白くなっているけど消毒の跡ではないですか?心配です。
ご安心ください。消毒の跡ではありません。あの白くなっているのは、ブルーム(果粉)といって、果実自身が作りだした身を守る術です。ブルームを身にまとうことで雨露を弾き、病気を予防しているのです。
また、表皮を覆うことにより、水分の蒸発を防ぎ新鮮さを保つ働きがあります。自然にできたものですから、身体に全く害はありません。
糖度が高い巨峰はブルームが多くつくと言われています。
保存の際、ふき取ってしまうと水分が飛んでおいしくなくなってしまうので、ふき取らないようにしましょう!
巨峰の房って、どこが一番甘いの?
ぶどうの糖度は茎に近いほうが高くなります。房の下から食べ始めると、じょじょに糖度が増すため最後まで甘くおいしく感じられます。
送られてきた巨峰の茎が茶色じゃなくて緑なんだけど、大丈夫なの?
もちろん大丈夫です!むしろ緑の茎は巨峰本来の茎の色なので、新鮮な証拠です!
このお問い合わせは意外と多く、驚いているのですがスーパーなどで見かける茶色い茎の巨峰が普通だと思っているお客様は多いようです。
しかし、上記にも書きましたが緑色の茎が本来の巨峰の茎の色です。スーパーなどでは店頭にならぶまでに時間が経ち茶色くなったものが並んでいます。もちろん茶色くなったからといって巨峰が悪くなっているわけではないので安心してください。
種無し巨峰は普通の巨峰となにが違うの?
基本的には同じ巨峰ですが、種なし巨峰は開花の前後に房をジベレリンと言う薬剤に浸すことでできます。(このジベレリンは、植物自身が作り出す植物ホルモンですから、安全であり危険性はないとされています。)
しかし、巨峰は種なしにすると食べやすく便利な反面、どうしても本来の「種あり巨峰」より味が落ちてしまいます。
そのため、頼子ばあちゃんの巨峰では種無し巨峰は作っておりません。
←ジベレリンに浸す様子。
若干味は落ちますが種無し巨峰も食べやすさを追求し、大変な労力をかけて栽培しているのです。
味が落ちない方法で種無し巨峰ができれば頼子ばあちゃんの巨峰でも挑戦してみたいと思っています。
巨峰に袋をかけるのはなぜ?
巨峰農園のご紹介ページにも紹介していますが、虫や鳥の食害予防、汚れ防止、感染防止等、巨峰を守る盾の役割をします。
実際袋を被せていてもその袋を破って巨峰を食べてしまう鳥や虫も多くいます。その場合は傘と呼ばれる紙帽子を被せたりします。
頼子ばあちゃんの巨峰農園でも毎年ちょっと鳥に食べられちゃってます。特に甘くおいしい巨峰が狙われるので、鳥や虫たちってすごいなと関心したり、残念で悔しかったり・・・
←鳥に食べられてしまった巨峰です。
袋をくちばしで破って食べてます。粒の大きなおいしい巨峰が狙われやすいです。
袋が被さっているのに、どうやっていい巨峰ばかりを狙えるのか不思議です。
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